本屋大賞

【2023年】本屋大賞 受賞作を紹介

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本屋大賞は、「書店員」が選ぶ、新刊書の文学賞です。

「年々縮小していく出版業界を現場から盛り上げよう」という想いから発案され、2004年から始まった本屋大賞。

本記事では、そんな本屋大賞の2023年の受賞作を紹介していきます。気になるタイトルがありましたら、是非チェックしてみてください。

2023年本屋大賞(第20回)

【大賞】汝、星のごとく 443.5点

アマゾンレビュー 4.5 3,209個の評価

あらすじ

瀬戸内海の島で出会った高校生の櫂(かい)と暁海(あけみ)の15年に及ぶ切ない物語。 愛し合った二人がすれ違いを繰り返し、読者の予想もつかない結末に向かっていく。

正しさに縛られ、愛に呪われ、それでもわたしたちは生きていく。

著者

凪良ゆう(なぎら・ゆう) 1973年滋賀道生まれ。

2006年にBL作品である『恋するエゴイスト』にてデビュー。2019年『流浪の月』で本屋大賞を受賞。2020年『滅びの前のシャングリラ』で2年連続本屋大賞ノミネート。

【2位】ラブカは静かに弓を持つ 388点

アマゾンレビュー 4.4 584個の評価

あらすじ

音楽の著作権をめぐって、音楽教室で潜入調査をすることになったチェロ弾きの主人公。 裁判のためと割り切っていたはずなのに、講師や仲間たちとの交流が、主人公の心を静かに動かしていく。

奏でる歓び、裏切る苦しみ。美しく孤独なスパイが最後に手にするのはーー。

著者

安壇 美緒(あだん・みお) 1986年北海道生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。

2017年『天龍院亜希子の日記』で第30回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。2020年『金木犀とメテオラ』を刊行、書店員からの熱い支持を受けロングセラーとなる。

【3位】光のとこにいてね 337点

アマゾンレビュー 4.3 369個の評価

あらすじ

古びた団地で出逢った二人の少女の幼少時代から大人になるまでの交流が描かれている。

ほんの数回会っていただけの彼女が、人生の全部になった――。 友情とも愛情とも言い切れない、特別な存在の2人の切なくも美しい四半世紀の愛の物語。

著者

一穂 ミチ(いちほ・みち) 1978年大阪府大阪市生まれ。関西大学卒業。

2007年『雪よ林檎の香のごとく』でデビュー。ボーイズラブ小説を中心に活動を続ける。2021年『スモールワールズ』で一般小説デビュー。吉川英治文学新人賞、本屋大賞第3位を受賞したほか、第165回直木賞候補、山田風太郎賞候補にも選ばれる。

【4位】爆弾 307.5点

アマゾンレビュー 4.1 1,161個の評価

あらすじ

東京各地に仕掛けられた爆弾をめぐり、スズキと名乗る男と警察が対峙する物語。

法や倫理といった模範解答と、人であるがゆえの感情とを行き来して揺れ動く様の描かれようが、生々しく人を感じさせる。 爆弾魔の悪意に戦慄する、ノンストップ・ミステリー。

著者

呉勝浩(ご・かつひろ) 1981年青森県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業。

2015年『道徳の時間』で江戸川乱歩賞を受賞して作家デビュー。2022年『爆弾』で第167回直木賞候補。

【5位】月の立つ林で 254.5点

アマゾンレビュー 4.5 411個の評価

あらすじ

元看護師、芸人、自動二輪自動車整備士、女子高生、アクセサリー作家の短編集で、各主人公がタケトリ・オキナという男性のポッドキャスト「ツキない話」で繋がっている。

誰しもが誰かに想われ、ときには見えない誰かのために行動していることに気付かせてくれるやさしい物語。

著者

青山美智子(あおやま・みちこ) 1970年愛知県出身。中京大学社会学部社会学科卒業。

2017年『木曜日にはココアを』で小説家デビュー。同作は第1回宮崎本大賞を受賞。2020年『お探し物は図書室まで』、2021年『赤と青とエスキース』で史上初連続での本屋大賞第2位を受賞。

【6位】君のクイズ 244点

アマゾンレビュー 4.0 1,394個の評価

あらすじ

『Q-1グランプリ』決勝戦に出場したクイズプレーヤーの三島玲央は、対戦相手の本庄絆が問題を1文字も聞くことなく正解し、優勝を果たすという不可解な事態を訝しむ。

彼はなぜ正答できたのか? 真相を解明しようと彼について調べ、決勝戦を1問ずつ振り返る三島はやがて、自らの記憶も掘り起こしていくことになり――。

著者

小川哲(おがわ・さとし) 1986年千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。

2015年に『ユートロニカのこちら側』で第3回ハヤカワSFコンテスト〈大賞〉を受賞し、デビュー。2019年『嘘と正典』で第162回直木三十五賞候補に選ばれる。

【7位】方舟 232点

アマゾンレビュー 4.3 1,816個の評価

あらすじ

興味本位で見に行った山奥の地下施設で地震に出くわし閉じ込められた柊一たち。脱出するには1人が犠牲にならないといけない状況の中で殺人が起こり――。

タイムリミットまでおよそ1週間。生贄には、その犯人がなるべきだ。犯人以外の全員が、そう思った。9人のうち、死んでもいいのは、──死ぬべきなのは誰か?

著者

夕木春央(ゆうき・はるお) 1993年生まれ。

2019年『絞首商会の後継人』で第60回メフィスト賞を受賞。同年、改題した『絞首商會』でデビュー。2022年『方舟』で「週刊文春ミステリーベスト10 国内部門」「MRC大賞2022」を受賞。

【8位】宙ごはん 225.5点

アマゾンレビュー 4.5 1,428個の評価

あらすじ

主人公の宙(そら)が複雑な家庭環境の中で成長しながら、家族の形を考える物語。

次々に襲いかかる理不尽に対して立ち向かい続ける宙やその周りの人々、そしてそれを支えようと手を差し伸べる人たち──。 生きることのつらさと、そのつらさの中から得られる何かが、丁寧に描かれている作品。

著者

町田そのこ(まちだ・そのこ) 1980年生まれ。福岡県在住。

2016年『カメルーンの青い魚』で「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞。2021年『52ヘルツのクジラたち』で本屋大賞を受賞。

【9位】川のほとりに立つ者は 224.5点

アマゾンレビュー 4.0 249個の評価

あらすじ

カフェの若き店長・原田清瀬は、半年以上音信不通だった恋人の松木が意識不明で入院したことを知る。松木の部屋を訪れた清瀬は、彼が隠していたノートを見つけたことで、恋人が自分に隠していた秘密を少しずつ知ることに――。

真実が明らかになっていく過程で清瀬は自分自身の中にある偏見や、独善的なものの見方に気づいていく。

著者

寺地はるな(てらち・はるな) 1977年佐賀県生まれ。大阪府在住。

2014年『ビオレタ』で第4回ポプラ社小説新人賞を受賞しデビュー。2021年『水を縫う』で第42回吉川英治文学新人賞候補。同年同作で第9回河合隼雄物語賞受賞。

【10位】#真相をお話しします 86.5点

アマゾンレビュー 3.7 1,442個の評価

あらすじ

現代社会の闇をテーマにした、5作の短編ミステリー。

マッチングアプリ、リモート飲み、YouTubeなど一見どこにでもありそうな彼らの周りに、不思議な歪みが見えてくる――。

著者

結城真一郎(ゆうき・しんいちろう) 1991年、神奈川県生まれ。東京大学法学部卒業。

2018年『名もなき星の哀歌』で新潮ミステリー大賞を受賞してデビュー。2021年、「#拡散希望」で日本推理作家協会賞(短編部門)受賞。

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